田中将大の去就に意見真っ二つ?「次にいくべき」「戻ってきてほしい」
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「彼はもはや1~2番手、あるいは3番手投手ですらない」との意見も…
今オフにヤンキースからFAとなり、その去就が注目されている田中将大投手。ヤンキース残留が有力視されるものの、米メディアの中でも多様な声が上がっている。
ニューヨークの放送局「SNY」の番組「ベースボール・ナイト・イン・ニューヨーク」では司会のダグ・ウィリアムズ氏と「スポーツラジオ66」でヤンキース番を務めるスウィーニー・ムルティ氏が田中の去就について論を交わし、その意見は真っ二つに割れている。
ウィリアムズ氏は「ヤンキースはマサヒロ・タナカから次にいくべきだ」とし、残留には否定的。その理由として「私が思うに彼はもはや1~2番手、あるいは3番手投手ですらなく、4~5番手としても、もっとイニングを食える投手が他に見つかるかもしれないからだ」と語り「彼は2016年以降は190イニングに達していない。彼は高齢というわけではないが、2020年のポストシーズンでの欠陥で表れたように、明らかに疲れてきている」と指摘した。
一方でスウィーニー氏は「私はタナカに戻ってきてほしいと思っている」と、ヤンキース残留に肯定的。「1~2番手ではないと思うが、私は彼を3番手ないし4番手として考えている。今年のポストシーズンがどうあれ、彼の総合的な数字はエクセレントだ。大きな場面で彼にボールを託すことに私はなんの恐れも感じない」と評価し、ヤンキースに必要な存在だとする。
米メディアの間でも意見が真っ二つに分かれる田中将大の去就の行方。ヤンキース残留か、はたまた他球団への移籍か、結末やいかに……。
(Full-Count編集部)
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