菊池雄星は「重荷に」 来季17億円の“見返り期待できない”と米メディア辛辣指摘

マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

レイズ筒香の名前も「2021年に適応し、調子を上げるかもしれない」

 新型コロナウイルス感染拡大で60試合に短縮された異例のシーズンを終えたメジャーリーグ。早くも来季に向け、各球団の戦力補強が始まる。米メディア「ブリーチャー・レポート」では「各MLB球団が2021年総年俸から消えてほしいと望む契約」と題して特集。記事の中で、マリナーズの菊池雄星投手とレイズの筒香嘉智内野手の名前が上がっている。

 記事では、新型コロナで各球団が収入減のダメージを受けていることに触れた上で「我々は各球団が来季の総年俸から魔法のように消えてほしいと望むかもしれない年俸を1つずつ挙げた。高額な年俸だが見返りがほとんど期待できない選手たちである」と指摘している。

 来季年俸が1650万ドル(約17億円)という菊池について「マリナーズが2019年1月にユウセイ・キクチと3年4300万ドルの契約をした時、マリナーズの日本生まれのスターたちの伝統を強化する良い候補のように見えた」と期待が大きかったことを強調。その上で「この29歳のメジャーでの経験は難しいものとなっている。マリナーズで41先発登板し、防御率5.39と打たれている。キクチの2020年シーズンの明るい面は、少なくとも被本塁打が減ったこと。それでも彼は、それ以外に酷い契約のないマリナーズのロースターの重荷になっている」と言い切った。

 一方でレイズでは筒香の名前も上げられたが、記事は「もしかしたら、ツツゴウは2021年に適応し、調子を上げるかもしれない。しかし、レイズの基準では、700万ドルはそのような実験に支払うには少し高額である」とも。2年目での適応に期待も示していた。

(Full-Count編集部)

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