3人並んだ熾烈な“セ最優秀中継ぎ”ついに決着へ…燕・清水は中日戦の“結果待ち”

ヤクルト・清水昇と中日・祖父江大輔、福敬登(左から)【写真:荒川祐史】
ヤクルト・清水昇と中日・祖父江大輔、福敬登(左から)【写真:荒川祐史】

中日の福&祖父江は勝利の方程式を担いシーズンフル回転

 セ・リーグは11日の広島-中日戦、阪神-DeNA戦と14日のDeNA-巨人戦の3試合でレギュラーシーズンの全日程を終了する。11日に確定するタイトルの中で、熾烈を極めているのが「最優秀中継ぎ」。中日の福敬登、祖父江大輔とヤクルトの清水昇が30ホールドで並ぶ“三つ巴”となっている。

 福と祖父江は1試合残しているため、単独での獲得も可能に。この日の試合展開次第にはなってくるが、ともにR・マルティネスと勝利の方程式を担ってきた2人にホールドや白星のチャンスが巡ってくることは十分にあり得る。

 福はここまで53試合に登板し、5勝5敗25ホールド2セーブで防御率3.55。一方の祖父江は54試合に登板し、2勝0敗28ホールドで防御率1.79。両投手ともタイトルを獲得すれば初めてとなる。

 一方の清水はすでにシーズンを終え、結果待ちの状況。2年目の今季は52試合に登板して0勝4敗30ホールド、防御率3.54。2年間でまだ白星はなく、未勝利の投手がタイトル獲得となれば史上初の珍しいケースとなる。

 ヤクルトでは村上宗隆が最多本塁打と最多打点で巨人の岡本和真の後塵を拝したものの、出塁率.427で現在リーグトップに立っている。もし清水が初の栄冠に輝けば、最下位に沈んだチームの中での明るい話題となる。

(Full-Count編集部)

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