ダルビッシュ、CY賞受賞なるか? MLB公式がライバル候補と比較

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

「サイ・ヤング賞候補への道は、実際は昨年から始まっていた」

 シーズン最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞が11日(日本時間12日)、発表される。ナ・リーグでは、カブスのダルビッシュ有投手が3人の最終候補入り。MLB公式サイトでは「サイ・ヤング賞の各ファイナリストの正当性」と題して記事を掲載し、ダルビッシュの成績に着目した。

 今季12試合に登板して8勝3敗、防御率2.01と抜群の成績を残したダルビッシュ。記事でも「ナ・リーグ投手トップのWAR 3.0(ファングラフス)とし、メジャー投手全体でもビーバー(3.2)に次ぐ数字であった」と強調。K/BB(6.64)は、ライバル候補のバウアー(5.88)とデグロム(5.78)を上回っていることにも触れた。

 さらに「ダルビッシュの2020年サイ・ヤング賞候補への道は、実際は昨年から始まっていた」とも言い、昨季後半から復調していたことにも着目。2018年に6年1億2600万ドル(約132億8500万円)の超大型契約を結んで以降、本来の活躍が見せられずに疑問視する声もあったが「カブスとの契約にまつわる話を書き換え始めた」とまとめた。完全覚醒を迎えた右腕が受賞なるか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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