楽天、なぜ石井一久GMが新監督に? 立花社長が語った経緯と狙いは…

会見に臨んだ楽天・石井一久GM(左)と立花陽三代表取締役社長【写真提供:楽天野球団】
会見に臨んだ楽天・石井一久GM(左)と立花陽三代表取締役社長【写真提供:楽天野球団】

「どうしたらチームを強くし、優勝できるようにするかを考えた」

 楽天は12日、来季の監督に石井一久GMが就任すると発表した。就任1年目だった三木肇監督は2軍監督に配置転換に。楽天は昨年も、平石洋介前監督(現ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ)がAクラスの3位に入りながら、1年で退任しており、2年続けての監督交代となった。

 4位に終わったとはいえ、就任1年目の三木監督の交代に踏み切ったのか。そして、新監督にGMの石井一久氏を就任させたのか。この日、石井新監督とともにオンライン会見を行った立花陽三代表取締役社長は、その狙いと経緯を語った。

 今季の楽天は、ロッテから金銭トレードで加入した涌井が11勝を挙げて最多勝を獲得し、ドラフト1位ルーキーの小深田も打率.288、17盗塁をマークするなど、新戦力が活躍。チームも開幕ダッシュに成功し、当初は首位争いを繰り広げた。だが、8月下旬からチーム状態は下降線をたどり、シーズン終盤の10月21日には昨季を下回る4位に転落。そのままシーズンを終え、クライマックスシリーズ出場も逃した。

 石井GMの監督就任について、まず「役員会を開いた上で、我々から選手をよく知る石井さんに就任を要請した」と語った立花社長。大型補強を行いながらも、今季は4位に終わり「シーズンを振り返り、反省する中で、どうしたらチームを強くし、優勝できるようにするかを考え、最終的に石井さんにお願いした」と説明した。

 新監督に、2018年9月からGMとしてチームの編成、強化に携わっていた石井GMを据えることを決定。その理由を「ずっとチームを見てきたこと、よく選手を知っていること。ぜひユニホームを着て、石井さんの考える野球をファンに届けてほしい」とした。

 立花社長とともに会見に臨んだ石井新監督は「今年の結果には、自分自身も(GMとして)反省がある」と今季への反省も口に。監督として迎える来季に向けて「自分が中心になって、チームを動かしていきたい。監督は、批判いっぱい、称賛少しの仕事だと思うが、信念を持ってやっていきたい」と語った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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