DeNAラミレス監督、最終戦を逆転サヨナラ勝ち「関わった全ての人に感謝したい」
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1点を追う9回2死満塁から神里がサヨナラタイムリー
■DeNA 5-4 巨人(14日・横浜)
DeNAのラミレス監督が5年間の監督生活に幕を閉じた。14日、レギュラーシーズン最終戦となった巨人戦を5-4の逆転サヨナラ勝ちで締めくくった。
1点ビハインドの9回2死満塁から神里が左中間へ2者が生還するサヨナラ打を放った。主軸選手がオーダーに不在の中、柴田、倉本、宮本とサブの選手が作ったサヨナラ劇だった。
先発した平良が5回1失点と好投したが、打線が巨人先発の菅野に5回まで1安打に抑えられた。タイトルの可能性があった梶谷は2打数無安打で途中交代し、この日出場がなかった佐野の首位打者が確定した。
試合後のセレモニーで、ラミレス監督は「この5年間、監督という仕事を与えてくれた神様に感謝したい。ベイスターズに関わった全ての人に感謝したい」と感慨深そうに話した。
最終戦でも8番・投手のオーダーを貫き、接戦の展開で小刻みな継投を見せるなど、最後まで勝利にこだわり、劇的サヨナラ勝ちとなった。就任5年間でクライマックスシリーズ出場が3度、日本シリーズにも一度出場したが、最後のシーズンは56勝58敗6分で4位に終わった。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)
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