日本ハムが栗山監督の来季続投を決めたワケ「10年目の集大成を見せてくれると」
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2年連続Bクラス低迷も畑オーナー「歯がゆさ、悔しさは誰より栗山監督が感じている」
日本ハムは17日、栗山英樹監督と2021年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したと発表した。球団最長を更新する監督10年目となる。
栗山監督は12年から今季までの9年間で2度のリーグ優勝。16年には二刀流・大谷翔平をフル回転させて日本一に輝いた。ただ、昨季は夏場に急失速して5位。今季は04年の北海道移転後では初の2年連続Bクラスとなる5位に低迷した。球団最長となる10年目の長期政権へ、畑佳秀オーナーはどう評価したのか。
「全ての球団が同じ条件だったとはいえ、開幕延期やコンディション調整など新型コロナウイルス感染症に直面しながらの舵取りは極めて難しいものだったと理解しています。思い通りいかなかった歯がゆさ、悔しさは誰より栗山監督が感じており、それを晴らしたいという思いを最も強く抱いているのは監督自身です。これまでも信念を突き通すだけでなく、結果で示されてきました。10年目という一つの節目を迎え、これまでの集大成を見せていただけると信じて栗山監督に2021年のファイターズを託します」
チーム再建へ課題を誰よりも把握してるのは確か。ショートスターターや思い切った守備シフトなど大胆なタクトを振るう栗山監督の集大成に注目だ。
(Full-Count編集部)
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