鷹・中村晃、CS&日本SのダブルMVPある? シート打撃で一発「良い感覚のまま」

ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】

CS第2戦では2打席連続本塁打を放ちMVPに輝く

 ソフトバンクは18日、本拠地PayPayドームで全体練習を行った。実戦形式のシート打撃では「パーソル クライマックスシリーズ パ」第2戦で2打席連続本塁打を放ち、MVPとなった中村晃外野手が、リック・バンデンハーク投手から右翼ホームランテラス席へ本塁打を放った。

 第1打席こそ和田毅の前に一塁ゴロに終わったが、バンデンハークに代わった第2打席で右翼ホームランテラス席に飛び込む2ランを放った。CS第2戦で2打席連続2ランを放ち、MVPに選ばれたレフティスナイパーが、続く日本シリーズでもMVPを狙えそうな好調ぶりだ。

 練習終了後、中村晃は自らの調子について「いいと思います。試合になってみないとわからないですけど」と控えめ。ポストシーズンでは7年連続で本塁打を放っている“短期決戦男”はレギュラーシーズンとの違いについてこう語った。

「シーズンは1年間のトータルで考えるので数字と戦うところはありますが、短期決戦はその1球、その1球で終わってしまうので、しっかりと自分のスイングが打席で出せるように毎回切り替えてできればいいなと思っています」

 コロナ禍で交流戦が中止となり、巨人の投手陣とは今年初の対戦となる。工藤公康監督も前日に「しっかりと相手をイメージしてほしい」と訓示した。

 中村晃は「去年やっているとはいえども、今年は別物。なかなかイメージはできないですけど、そんなこと言っている間に終わってしまうので、自分の動ける準備をしっかりやって臨めればいいと思います。実際に(打席に)立ってみると違うかもしれませんが、イメージするだけでも反応が少し早くなったりすると思うので」と語っていた

 日本シリーズでも周東佑京の後の2番に入る可能性は高いが、「相手が(周東に)気を取られている時に甘いボールが増えると思うので、しっかり狙えるようにしたい。周東のスタートが良ければ見逃すこともできますしね。2番でも下位でも、次のバッターにより良い状態で回せるようにしていきたいです」と言う。CSと日本シリーズの連続MVPを狙えるが、「そんなに狙って獲れるものでもないですから。でも、良い感覚のままいければいいと思います」とし、現在の状態の良さに自信を覗かせた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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