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MLB通算282発&54勝、162キロ右腕…8年連続日本一のパ・リーグで活躍した助っ人は?

毎年多くの外国人選手が、日本球界で挑戦を始める。さまざまな面で特殊なシーズンとなった今季だったが、新たに加入した助っ人の中には、MLBで実績を残した“大物”も少なくない。また、国内他球団で活躍した選手が、別のユニホームで変わらぬ存在感を見せつけるケースもあった。

オリックスのアダム・ジョーンズ(左)と西武のリード・ギャレット【写真:荒川祐史】
オリックスのアダム・ジョーンズ(左)と西武のリード・ギャレット【写真:荒川祐史】

“大物助っ人”の移籍加入も多数

 毎年多くの外国人選手が、日本球界で挑戦を始める。さまざまな面で特殊なシーズンとなった今季だったが、新たに加入した助っ人の中には、MLBで実績を残した“大物”も少なくない。また、国内他球団で活躍した選手が、別のユニホームで変わらぬ存在感を見せつけるケースもあった。

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 そして、パ・リーグ6球団の新加入助っ人の最終成績を確認すると、各球団最低1名以上は、チームの重要な戦力になっていたことがわかる。前評判に違わず活躍した、あるいは適応に苦しんだ選手たちについて振り返っていきたい。

○日本ハム

 ドリュー・バーヘイゲン投手は150キロ台後半に達する快速球を武器に、来日1年目の今季から先発ローテーションの一角に定着。投球回とほぼ同数の奪三振を記録し、防御率も3点台前半と安定。1試合で6盗塁を許すなど、走者を背負った場面でのクイックモーションを苦手としていたものの、今季最終登板となった10月28日のオリックス戦では、見事来日初完投・初完封を飾った。

 巨人から移籍してきたクリスチャン・ビヤヌエバ内野手は、チームが固定しきれていない三塁手候補として54試合に出場。高い守備力と好走塁で存在感を発揮するシーンもあったが、打撃では昨季の打率.223、8本塁打という成績を下回った。2018年にパドレスで20本塁打を放った長打力をいまだ日本では発揮しきれないままだ。

○楽天

 オリックスから移籍加入したステフェン・ロメロ外野手は、24本塁打を記録するなど見事な打棒を披露。9月は打率.195と不振に陥ったが、最終的にはOPS.893(リーグ5位)と強打者に相応しい数字でフィニッシュ。今季苦しんだブラッシュの代わりに、中軸として打線をけん引する活躍を見せた。

 JT・シャギワ投手は、開幕からブルペンの一角としてフル回転し、26試合に登板した時点で防御率2.82と安定した投球を見せていた。しかし、そこからの3試合で10失点と急激に調子を崩し、2軍降格を経験する。イニング跨ぎを3度こなすなど献身的な姿勢も見せていたが、31試合登板、防御率5.81でシーズンを終えた。

○西武

 リード・ギャレット投手は、主に中継ぎとして49試合に登板。8月8日の日本ハム戦で162キロを記録するなど、剛速球を主体としたパワーピッチを展開し、8月20日の時点で防御率1.19と、抜群の安定感を見せた。シーズン中盤には調子を落としたものの、10月3日のロッテ戦ではブルペンデーの先発として2回2/3を無失点に抑える。幅広い起用に応え、チームの投手陣を支える貴重なピースとなった。

 ショーン・ノリン投手は来日初登板が8月29日の楽天戦と出遅れたものの、6回を3失点にまとめて初勝利を飾る。続く9月5日の日本ハム戦でも、さまざまなフォームを使い分ける“幻惑投法”を武器に、6回2失点10奪三振と好投した。しかしその後は2試合続けてノックアウトされ、9月26日の楽天戦では1イニングわずか8球で緊急降板。そのままそれが今季最後の登板となった。

 2011年MLBドラフト1巡目指名選手であるコーリー・スパンジェンバーグ外野手は、三塁と外野を兼任するユーティリティ性が持ち味。さらに15本塁打のパンチ力に加え、12盗塁、リーグトップ8本の三塁打を記録するなど、“足”での貢献も大きかった。調子の波があるものの、汎用性の高さと大事な局面で飛び出す一発で、着実にチームの助けとなっている。

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