燕新助っ人サンタナは「驚くべき成績を残す」 米メディアは日本での活躍を予想

ヤクルトとの契約合意が報じられたドミンゴ・サンタナ(手前)とイチロー氏【写真:Getty Images】
ヤクルトとの契約合意が報じられたドミンゴ・サンタナ(手前)とイチロー氏【写真:Getty Images】

守備に難があり三振も多いが、出塁率の高さはまずまず

 ヤクルトが3日に来季の新戦力として契約合意した前インディアンスのドミンゴ・サンタナ外野手。2017年にはブルワーズでシーズン30本塁打を放った大砲で、最下位脱出を目指すヤクルトにとっては打線の核として期待したい選手だ。

 メジャー通算77本塁打の実績を持つサンタナのヤクルト加入は米メディアでも伝えられ、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」でも「ドミンゴ・サンタナが日本のヤクルトスワローズと契約」とレポート。「サンタナが日本で驚くべき打撃成績を残すと想像することは難しくない」としている。

 記事ではサンタナがメジャーで残してきた成績を紹介。「サンタナはメジャーで打者として概ね結果を残したが、守備の欠点を補うくらいのダメージを常に与えることはできなかった」として、守備面が不安材料であることを指摘する。30本塁打を放った2017年にはwRC+126を記録し、打撃で守備面の欠点を補って余りあるだけの活躍を見せたが、インディアンス時代の2020年は打撃で苦戦した。

 ただ、2017年に178三振、2019年に164三振を喫している一方で、出塁率は.371、.329と悪くない。そのため「トレード・ルーマーズ」は「サンタナが日本で驚くべき打撃成績を残すと想像することは難しくない。彼はまだ若く、概ね十分に出塁していることから、三振が多いことへの懸念が緩和される」と予想した。

(Full-Count編集部)

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