西武ドラ2のNTT東日本・佐々木が闘志 ハム中田、楽天浅村に「チビらずやっていく」

西武からドラフト2位指名を受けたNTT東日本・佐々木健(左)【写真:宮脇広久】
西武からドラフト2位指名を受けたNTT東日本・佐々木健(左)【写真:宮脇広久】

最速152キロ左腕「タイトルを取れるような投手になりたい」

 西武は6日、ドラフト2位で指名した最速152キロ左腕、NTT東日本の佐々木健投手と都内のホテルで交渉し、契約金7000万円、年俸1350万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)

 即戦力左腕として期待される佐々木は「活躍できなければ入った意味がない。タイトルを取れるような投手になりたい」とプロでの活躍を誓った。対戦してみたい打者として楽天・浅村、日本ハム・中田の名前を挙げ、「威圧感があるが、チビらずにやっていきたい」と意気込んだ

 交渉に臨んだ潮崎哲也編成グループディレクターは、「スケールの大きさが魅力。荒削りで、1番懸念されるのはコントロールだが、プロの投手を見て勉強すれば改善できる。リーグを代表する投手になってほしい」と評価する。

 西武は今季もチーム防御率がリーグワーストで、特に左腕が手薄。しかし、今季はプロ1年目の浜屋に使えるメドが立ち、このオフに日本ハムから金銭トレードで吉川を獲得。潮崎ディレクターは「毎年投手が悪い、左がいないと言われてきたが、そのうち左王国ができる。佐々木君で完結できると思っている」と大きな期待を寄せた。

 今月3日まで行われた都市対抗でNTT東日本は準優勝。佐々木はコンディション不良で2試合計2イニングの登板にとどまったが、来年の新人合同自主トレなどに影響はない見通しだという。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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