大谷翔平「まだ早かったのかな」 実戦登板なしでの復帰に胸中明かす

アシックス社のインスタライブに出演したエンゼルス・大谷翔平【写真提供:アシックス】
アシックス社のインスタライブに出演したエンゼルス・大谷翔平【写真提供:アシックス】

アシックス社のインスタライブに出演し今季を語る

 エンゼルスの大谷翔平投手が6日、アドバイザリースタッフ契約を結ぶアシックス社のインスタライブに出演。今季を振り返り「チームとしてもポストシーズンにもいけなかったですし、個人的にも悔しいシーズンだった」と話した。

 今季は2年ぶりの二刀流復活が期待されたが、シーズン序盤に右前腕筋を損傷。登板は2試合のみに終わった。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、マイナーリーグなどでの実戦登板のないまま、公式戦に復帰しており「難しさはあるとは思いますけど、みんなそこで調整してくるので、いい経験になったかなとは思います。実戦で段階を踏んで投げていない状態だったので、結果的に見ればまだ早かったのかなという感覚」と振り返った。

 現在は週6日間トレーニングを行っており、状態はシーズンよりも良くなっているという。「(来季は)いい成績を残して、ポストシーズンも行って勝って世界一になるっていうのが一番の目標ではあるんですけど、一番小さいところの目標でいくと、自分の力をまずはフィールドの中で100%出し切って、その結果返ってくるものを次につなげたい」と淡々と語った。

 4年目を迎える来季は投打での復活が待たれる。「来年どうなるか分からないですけど、早くファンの人と一緒に球場で野球ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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