菊池雄星に地元紙が辛辣評価「通用するか未知数」 3年目の来季は「言い訳できない」

マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

2年目の今季は9試合に登板し2勝4敗、防御率5.17と結果を残せず

 マリナーズの菊池雄星投手は、メジャー2年目となった今季9試合に登板し2勝4敗、防御率5.17の成績を残した。地元紙「シアトル・タイムズ」は「キクチはもう言い訳できない。力を発揮しなければならない」と厳しい評価を下している。

 2年目のシーズンを終えた左腕に地元メディアの評価は厳しいものだった。シアトルタイムズは「マリナーズのユウセイ・キクチにとって3年目の正直となるか?」との見出しで、菊池の特集記事を掲載。昨年と今季の成績を比較し「メジャーリーグレベルで通用する投手として未知数であり続けている」と指摘した。

 今シーズンは投球フォームを変化させ直球の平均球速が92.5マイル(約149キロ)から95マイル(約153キロ)にアップしたことを評価しつつも「それが結果に結びつかなかった」とし、課題は制球面であり先発として7イニングを投げられていない現状を挙げた。

 来シーズンのマリナーズは今季と同様に先発を6人で回す可能性があり「彼にとってプラスとなる。しかし、5イニング以下が普通となってはならない」と言及。来季はメジャー3年目を迎えることで「キクチはもう言い訳できない。MLBでの3年目となり、力を発揮しなければならない」と、崖っぷちであることを伝えている。

(Full-Count編集部)

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