楽天釜田、田中将大自主トレ参加へ 「僕としては後がない」「背水の陣で来季に」
契約更改交渉では1500万円からダウン提示を受けサイン
楽天の釜田佳直投手が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い1発サイン。今季年俸1500万円からダウン提示を受け「僕としては後がない」と語った。(金額は推定)
今季1軍では4試合登板、計3回1/3を投げ5失点(自責4)で防御率9.82だった。2018年に右肩と右肘を手術したこともあり、最近は不本意なシーズンが続いている。来季は「限られた1軍の枠にしがみつくのは最低目標」と強調した。
今オフは元同僚の田中将大投手の自主トレに参加する意向で、「僕としては後がない。田中さんは常に第一線で活躍されているので、背水の陣で来季に臨むために勉強させていただきたい」と危機感をにじませた。
“初代エース”の岩隈久志氏から受け継ぎ12年から今季まで付けた背番号「21」を、ドラフト1位ルーキーの早川に譲り、来季からは今季限りで引退した青山浩二氏の「41」に変更することが決まっている。「41も球団にとって非常に大事な番号。青山さんのように長く1軍の舞台で投げたい気持ちでいっぱいです」と決意を新たにしていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)