巨人菅野のメジャー挑戦に米メディアは早くも高評価「思いがけない救世主になる」
「トモユキ・スガノって誰?」と菅野の実績などを大特集
巨人は8日、菅野智之投手のポスティング申請を行ったことを発表した。NPB通算101勝をマークした日本のエースを巡り争奪戦に発展する可能性があるが米メディア「スポーティング・ニュース」は「思いがけない救世主になるかもしれない」と伝えている。
MLB球団との交渉は8日午前8時(日本時間同午後10時)に解禁され2021年1月7日の午後5時(同8日午前7時)までが期限となった。これまでヤンキース、パドレス、ジャイアンツなどが興味を示していると伝えられているが同メディアは「トモユキ・スガノって誰? 2021年のMLB先発ローテで重要な役割を果たすであろう日本の投手」と見出しを付け特集を組んだ。
巨人でエースとして君臨し圧倒的な成績を残したことを紹介しつつ「MLB球団の先発ローテーションの思いがけない救世主になるかもしれない。マサヒロ・タナカ以来の最も堅実な日本の投手」と高く評価した。
そして、菅野について知っておくべきポイントを紹介。MLB級の素材を持ち先発2~4番手を務められること、2度の沢村賞を受賞、2018年のCSでヤクルト相手にノーヒットノーランを達成、第4回WBCで米国相手に好投したことなどに注目。
そしてダルビッシュ有、田中将大がNPB時代に残した奪三振率、四球率、防御率などの成績を比較し「これら2人の日本人と似た成功をスガノが手にするであろうことを示唆している」と、メジャーでも十分通用することを指摘していた。
(Full-Count編集部)