ヤンキースの先発補強候補の2位は田中、4位は菅野…NYメディアがFA優先度を“格付け”

巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:読売巨人軍提供、AP】
巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:読売巨人軍提供、AP】

NYメディアが「ヤンキースのFA投手候補トップ5」を紹介

 日本人選手の動向にも注目が集まるメジャーリーグのFA市場。ニューヨークの地元メディア「SNY」では、「ローテーション補強のためのヤンキースのFA投手候補トップ5をランキング」と題した記事を掲載。その中で、ヤンキースからFAとなっている田中将大投手と、巨人からポスティング申請した菅野智之投手の名前を挙げてる。

 記事では、ヤンキースがDJ・ルメイヒューとの再契約を最優先としていることに言及。その上で、今オフのFA市場において先発ローテ候補となりそうな投手をランキング形式で紹介した。

 田中は2位で「多くのヤンキースファンたちはタナカがピンストライプ以外のユニホームを着ている姿を見たくなく、残留を望むだろう」と指摘。一方で、32歳という年齢的な部分や、故障への懸念も挙げ「再契約の価値はあるだろうか? 短い回答はイエスだが、長い回答はもう少し複雑である」とも。ヤンキースがコロナ禍の今オフに積極的に補強に動いていないことも付け加えている。

 ルメイヒューの契約次第で状況が変わる可能性にも触れつつも「タナカにしては不安定なシーズンの後、ヤンキースは違う方向に目を向けたいかもしれない」と強調。依然として流動的な状況であることをうかがわせた。

 そして、菅野は4位にランクイン。「複数のMLB球団が彼に興味を持つと見込まれる。MLB公式のジョン・モロシ記者によると、ヤンキースもその1つとみられている」と予想する。予想される契約について「スガノはタナカがアメリカにやって来た時と異なり、すでに31歳。そのため、タナカほど高額とならない」と指摘。それでも、沢村賞を2度獲得している日本球界屈指の右腕なだけに「ヤンキースはメジャーリーグがまだ見たことのない新しい投手に興味を持つかもしれない」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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