菅野智之はレッドソックスに「フィットする」 地元メディアは「魅力的」と評価

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】
巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

米スポーツTV局「NESN」は「タナカ以来、日本から来る最高の投手かも」

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す巨人の菅野智之投手。巨人残留も選択肢に留めつつ、MLB球団からのオファー、交渉の進捗を待つことになる。

 すでに複数の球団が菅野獲得に関心を示しているとされるが、その中でも積極的と言われる1つの球団がレッドソックスだ。今季ア・リーグ東地区の最下位に沈んだ名門球団は、再興のために菅野獲得を目指しているとされている。

 そんな中で米スポーツTV局「NESN」電子版は「トモユキ・スガノがレッドソックスに? ボストンの噂される関心を形成するものとは」と題する記事を掲載。レッドソックスの菅野獲得とチーム適応の可能性を検証している。

「NESN」の記事では「レッドソックスは明らかに投手を必要としており、スガノはトレバー・バウアー以外のどのFA先発投手よりも良い面を持っているかもしれない」としてレッドソックスが菅野獲得を目指すことは理に適うと指摘する。

 さらに「スガノはマサヒロ・タナカ以来、日本から来る最高の投手かもしれない。他の多くの入手可能な先発投手よりも確かに魅力的だ。彼の年齢(31歳)とMLB経験がない選手と契約するときに内在するリスクのおかげで彼をリーズナブルな値段で獲得できそうなことを考えれば」と高く評価している。

 その一方でレッドソックにとってのリスクについても言及。「タナカや、さらによければユウ・ダルビッシュがいる一方、ケイ・イガワやユウセイ・キクチもいる。要するに、スガノと契約することは、レッドソックスにとって成功・失敗の可能性を計算したうえでのギャンブルになるかもしれない」とし、失敗に終わる可能性もあげている。

 とはいえ、記事では菅野はレッドソックスに「フィットする」と結論付けている。菅野サイドとMLB球団との交渉は8日午前8時(日本時間午後10時)に解禁され、交渉期限は2021年1月7日の午後5時(同8日午前7時)まで。果たして菅野が下す決断は……。

(Full-Count編集部)

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