ツインズ指揮官、前田健太の“姿勢”に脱帽 「新しい調整法に挑戦するようだ」
今季チームトップタイの6勝を挙げた前田に「計画的なルーティンを行う必要を彼が示してくれた」
ツインズのロッコ・バルデッリ監督が15日(日本時間16日)、オンラインでの取材に応じた。今季、移籍1年目でチームトップタイの6勝を挙げた前田健太投手を「パフォーマンスなどあらゆる意味で素晴らしいシーズン。打者を打ち取る姿は感動的でした」と賛辞を送った。
前田は今季、ドジャースからトレード移籍し先発として11試合に登板し6勝1敗、防御率2.70と大活躍。ア・リーグのサイ・ヤング賞候補3人に入るなど充実したシーズンを過ごした。
先発投手としてのプライドを持ち新天地で結果を残した右腕にバルデッリ監督も「ケンタにとって今年はフィールドでのパフォーマンスなどあらゆる意味で素晴らしいシーズンだった。レベルアップをするために次に何をするか次の目標、ステップはどうするかと思う選手は多くいるが素晴らしいパフォーマンスを維持するために計画的なルーティンを行う必要を彼が示してくれた」と絶賛した。
圧倒的な投球を見せ、これ以上にない成績を残したが「彼は今シーズンは確かに非常に高い水準を設定して良いパフォーマンスを行いましたがまだ満足していないでしょう。今年の調整は素晴らしかったと思いますが、彼はまた何かのきっかけを見つけて来季はいくつかの新しい調整法に挑戦するようだ」と、向上心の高い右腕の姿に脱帽していた。
(Full-Count編集部)