250億円カノが母国ドミニカでプレー続行 薬物違反で162試合出場停止も…

メッツのロビンソン・カノ【写真:AP】
メッツのロビンソン・カノ【写真:AP】

11月に2度目の薬物違反が判明して162試合出場停止処分を受けた

 2度目の薬物規定違反で162試合の出場停止処分を科されたメッツのロビンソン・カノ内野手が、母国・ドミニカ共和国のウインターリーグに出場する。大リーグを取材するヘクター・ゴメス記者ら海外メディアが伝えている。

 通算2624安打、334本塁打を誇るカノは11月にパフォーマンス向上薬スタノゾロールの陽性反応を示した。マリナーズ時代の18年にも禁止薬物使用で80試合の出場停止処分を受けており、2度目の薬物違反だった。38歳とベテランの域に入っているが、ゴメス記者は「エストレジャス・オリエンタレス」でプレーすると伝えた。また、ドミニカ共和国のスポーツメディアはカノが19日(同20日)にもウインターリーグ初戦を迎える可能性を報じている。

 カノの来季年俸2400万ドル(約25億円)はすでに支払われないことが決まっている。13年オフにマリナーズと結んだ10年2億4000万ドル(約250億円)の大型契約はメッツ移籍後も引き継がれており、契約は23年まで残っている。

(Full-Count編集部)

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