場内騒然の珍事「双方ルール違反」 冷静に裁いた“神球審”にファン「勉強になった」

9月23日のソフトバンク-オリックス戦で起こった珍事【画像:パーソル パ・リーグTV】
9月23日のソフトバンク-オリックス戦で起こった珍事【画像:パーソル パ・リーグTV】

パTVが「珍プレー延長戦」に選出 ボークと思いきや…

 ソフトバンクの4年連続日本一で幕を閉じた2020年シーズン。様々な名場面があった一方で、思わずクスリとしてしまうシーンも。今季生まれた珍プレーを2週間に渡って紹介してきた「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeチャンネルでは「凄く楽しそうな、珍プレー延長戦『10回表』」として動画を公開。投手も打者も“双方ルール違反”となった珍事を振り返っている。

 9月23日のソフトバンク-オリックス戦(PayPayドーム)。5回2死一、二塁で、オリックスの左腕・田嶋が4球目を投げようとした際に、打席のグラシアルが突然タイムを要求。その様子を見た田嶋は投球動作に入っていたが、ボールを投げずに動きを中断した。塁審からのボーク宣告で走者は進塁しかけたが、森球審は審判団を集めて協議。場内も騒然とする中「打者が打撃姿勢をやめたことにより、投手も投球を中断した。双方がルール違反を犯している。元に戻し、試合を再開します」と説明したのだった。

 思わぬ事態を冷静に裁いた森球審に対し、当時ファンからも「ほんま森球審最高」「審判がルールちゃんと頭に入ってたことがすごい」などと称賛の声が相次いだ。今回の動画を見たファンからも「バッターが打撃姿勢をやめたせいでピッチャーが投球を途中でやめた場合は何もなかったことにするというのはホント勉強になった」とのコメントが寄せられていた。

【動画】「双方ルール違反」 ファンも大絶賛した森球審の名ジャッジ一部始終

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