鷹・上林、1150万円ダウンの5350万円でサイン 自身の課題は「自分に優しくなりたい」

会見に臨んだソフトバンク・上林誠知【写真:代表撮影】
会見に臨んだソフトバンク・上林誠知【写真:代表撮影】

今季は69試合の出場に終わり、打率.181と不本意な成績に

 ソフトバンクの上林誠知外野手が21日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1150万円ダウンの5350万円で来季の契約にサインした。(金額は推定)

 昨季は右手薬指の剥離骨折で離脱して結果を残せなかった上林。レギュラー再奪取を期して臨んだ今季だったが、開幕からなかなか調子が上がらず、9月半ばにはファームに降格となった。主力クラスとなった2017年以降では最少となる69試合の出場に終わり、打率.181、6本塁打20打点と不本意な成績となった。

 今季を振り返った上林は「最近言われるのは守備走塁は良くてと言われる。自分でもわかっていますけどバッティングの面で貢献できるようにしたい。昨年は怪我もあってそこに逃げられた部分もあったんですけど、今年は怪我も癒えて、やってやるぞという中でダメだったので苦しかった」と語った。

 ストイックな性格で、一度考え込むと深みにハマり、考え過ぎてしまうところもある上林。自身の課題は「1番はメンタル面。完璧主義者で自分を苦しめてしまう、ショボンとしまうところがある。自分に厳しすぎたかな、と。自分に優しくなりたいです」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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