鷹が3選手と契約更改 松田は現状維持4.5億円 上林と牧原はダウン

会見に臨んだソフトバンクの上林誠知、松田宣浩、牧原大成(左から)【写真:代表撮影】
会見に臨んだソフトバンクの上林誠知、松田宣浩、牧原大成(左から)【写真:代表撮影】

松田は昨オフに2年契約を結んでおり来季はその2年目

 ソフトバンクは21日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、新たに上林誠知外野手、松田宣浩内野手、2度目の交渉となった牧原大成内野手が来季の契約にサインした。(金額は推定)

・上林誠知外野手(6500万円→5350万円) 

 今季は開幕からなかなか調子が上がらず、9月半ばにはファームに降格。69試合の出場で、打率.181、6本塁打20打点と不本意な成績に終わった。「自分でも分かっていますけどバッティングの面で貢献できるようにしたい。昨年は怪我もあってそこに逃げられた部分もあったんですけど、今年は怪我も癒えて、やってやるぞという中でダメだったので苦しかった」と語っていた。

・松田宣浩内野手(4億5000万円→4億5000万円)
 
 昨オフに2年契約を結んでおり、来季がその2年目となり、現状維持でサインした。今季は不振に陥り、2014年8月26日から続けてきた連続出場が「815」でストップ。116試合の出場で打率.228、13本塁打46打点に終わり、交渉後の会見では「数字的なところは満足していないし、反省しているところ。まだまだ元気ですし、明るく元気に楽しく野球をすることを大事にしたい」と語っていた。

・牧原大成内野手(4000万円→3500万円)

 ユーティリティープレーヤーとしてチームに貢献したものの、今季は77試合で打率.241、1本塁打8打点と前年から成績を落とした。1回目の交渉ではサインを保留したが、2回目でサイン。「『打って結果を出さないとそう簡単には上がらない』と話があり、そこは自分でも納得して(判を)押しました。十分に評価してもらっていたので、あとは自分が打つしかないな、と思います」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY