鷹・周東佑京、2度目交渉でサイン 上積みなく倍増4000万円も「気持ちよく」

会見に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真:代表撮影】
会見に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真:代表撮影】

1回目の交渉では「整理したい」としてサインを保留していた

 ソフトバンクの周東佑京内野手が22日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、前回提示と同じ4000万円でサインした。18日の1度目の交渉では「整理したい部分があった」とサインを保留していたが、今季から倍増となる2000万円アップのまま、2回目の交渉で契約を結んだ。

 今季はシーズン中盤以降に1番打者に定着し、103試合に出場して打率.270、1本塁打27打点をマークしてチームの3年ぶりのリーグ優勝と4年連続日本一に大きく貢献。10月16日の楽天戦から10月30日の西武戦にかけては“世界記録”となる13試合連続盗塁を達成。育成出身者として初めて50盗塁をマークして盗塁王に輝いた。

 1回目の交渉の際にも提示された金額には「不満はない」と語っていた周東。ただ、「僕は走塁を1番の武器としてきたので、走塁の価値をもっと高めたい」と“走塁の価値”の向上を望んだことで、1回目の交渉ではサインを保留していた。

 2度目の交渉を終えた周東は「前回話をさせていただいて、今回さらに話させていただいて球団の人にも届いたと思います。帰って、気持ちよくお風呂入って、気持ちよくご飯食べて、気持ちよく寝たいと思います」と明るい表情で語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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