ヤンキースの「55」は松井秀喜氏 MLB公式選出、球団背番号別の最高選手は?

ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:Getty Images】
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:Getty Images】

マリナーズからは3選手が、世界一に貢献した選手たちも選出

 MLB公式サイトが28日(日本時間29日)、球団別で各背番号をつけた最高の選手を選出。日本人では、ヤンキースの「55」で松井秀喜氏、マリナーズの「51」でイチロー氏が、ドジャースの「44」で斎藤隆氏らが選ばれている。

 名門ヤンキースではデレク・ジーターやベーブ・ルースなど殿堂入りを果たした名選手が名を連ねる中、「55」で松井秀喜氏が選出された。記事では、「“ゴジラ”はピンストライプを着た2003~09年の7年間に傑出した外野手と指名打者であった。ヤンキースの27度目の優勝ではワールドシリーズMVPに輝いた」と、松井氏の愛称と共にヤンキースでの功績を紹介している。

 マリナーズではイチロー氏を始め、「18」で岩隈久志氏、「96」でマック鈴木氏が選出された。イチロー氏は「51」の前任者である通算303勝左腕ランディ・ジョンソン氏を抑えて堂々の選出となった。

 今季32年ぶりの世界一に輝いたドジャースでは、「44」で斎藤隆氏が選出された。2006年に36歳で米球界に挑戦した“オールドルーキー”について記事では、「サイトウは注目されていなかった中、オールスターに選出されたクローザーとなった」と述べ、マイナー契約から信頼を勝ち取り、2007年にはオールスターに選出されるなどクローザーとしてチームを支えた右腕を称えた。

 その他にも、カージナルスの「99」でワールドシリーズの舞台を2度経験した田口壮氏が、レッドソックスの「63」では2013年世界一に貢献した田澤純一投手らが選出されている。海を渡って挑戦した多くの日本人選手の足跡が、それぞれのチームのファンの胸にしっかりと刻まれている。

(Full-Count編集部)

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