梶谷、テームズ…大型補強の壁を打ち破れ! 2021年、巨人ブレーク期待の若手は?

巨人・湯浅大、 沼田翔平(左から)【写真:荒川祐史】
巨人・湯浅大、 沼田翔平(左から)【写真:荒川祐史】

甲子園優勝メンバーだった横川は昨年1軍デビュー、湯浅も定着なるか

 2年連続のリーグ優勝を果たしたながらも日本一を逃した巨人。すでに日本一奪回を目指し、補強を進めている。FAでDeNAから梶谷、井納を獲得。外国人もメジャー通算96発のエリック・テームズ(前ナショナルズ)と合意。勝ちながら育てるチームとあり、若手育成も急務となる。2021年、巨大戦力の中でも生え抜きの力が出てくることを期待したい。未来の主力候補を紹介したい。

○横川凱投手(3年目・21歳)

 190センチ、95キロの長身左腕。11月4日の広島戦(マツダ)で中継ぎでプロ初登板。11月8日のヤクルト戦(東京ドーム)でプロ初先発を果たし、5回3安打1失点と好投を見せた。2軍でも7試合で1勝1敗、防御率3.48。来季は1軍定着を目指せるレベルまできた。2018年の春夏甲子園を連覇した大阪桐蔭のメンバー。9勝した戸郷とは同級生で、右の戸郷、左の横川と言われるような活躍に期待。

○湯浅大内野手(4年目・21歳)

 高卒3年目の今年、オープン戦では打率.391、1本塁打、5打点で初の開幕1軍をつかんだ。しかし、出場は13試合でプロ初安打は生まれなかった。勝負強い打撃だけではなく、走力も売り。イースタン・リーグでは22盗塁で盗塁王を獲得するなど、近い将来のリードオフマン候補。明るいキャラクターも売りで、公式YouTubeにも何度も登場し、ファンを楽しませた。背番号が「93」から「00」に変わる。

○沼田翔平投手(3年目・21歳)

 今年のスタートは育成選手だったが、5月に支配下登録。イースタン・リーグでは全て中継ぎで33登板。5勝1敗、防御率2・86で最多勝利投手賞を獲得した。1軍では5試合に登板し、防御率10・38だったが、球速は150キロ近くまであり、伸びのあるストレート、力強い球が期待できる。

○井上温大投手(2年目・20歳)

 群馬・前橋商から2019年ドラフト4位で入団した左腕。成長途中の高卒左腕だがポテンシャルは高い。今年は3軍スタートながらも、7月26日のイースタン・ロッテ戦で初登板を果たし、実践を積んだ。9試合に登板し、1勝1敗、防御率4・80だった。打者からは見えにくい投球フォームで、150キロを投げる力を持っている。

○山下航汰外野手(3年目・21歳)

 2018年ドラフトで健大高崎から、育成ドラフト1位で入団した逸材。入団1年目の昨年7月に支配下選手になり、イースタン・リーグ首位打者を獲得したが、今年は5月に右手有鉤骨を骨折。怪我が続き、来年は再び育成契約。背番号は3けたに戻るが、万全な体になれば、将来、巨人の主軸を打てる打撃センスを持つ。

 その他にも増田陸内野手、山瀬慎之助捕手ら高校卒業後、すぐにプロの門を叩き、期待できる若手がいる。巨大戦力の中でもその壁を打ち破り、一人でも多く、頭角を現してもらいたい。

(Full-Count編集部)

朝日新聞スポーツシンポジウム

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