大谷翔平の二刀流起用はどうなる? MLB公式が指摘「最後のチャンスになる可能性」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「エンゼルスが抱える5つの問題」のひとつが大谷の起用法

 メジャー4年目を迎えたエンゼルスの大谷翔平投手。昨季は開幕早々に投手として離脱し、打者としても不振を極めた。MLB公式サイトが「2021年に向けたエンゼルスが抱える5つの問題」と題して掲載した記事の中で、大谷の起用についても言及。二刀流について「これが最後のチャンスとなる可能性が高い」とも述べている。

 記事では、エンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者が5つの問題を指摘。来季のローテーションなどを挙げたほか、「ショウヘイ・オオタニのプランは?」というテーマでも考察。「エンゼルスの中で、それと恐らく球界全土で、ショウヘイ・オオタニより興味深い選手はいない。球団は彼が2021年に二刀流を再開できると期待したままである。つまり週に1度先発登板し、指名打者として週3~4試合に出場することだ」と述べた。

 ただ、昨季の右肘故障を懸念点に挙げ「彼が二刀流を担う上で健康で居続けられると証明するためには、これが最後のチャンスとなる可能性が高い」と厳しい見解を提示。その上で「球団は既に、彼の万能性を磨くために外野と一塁の守備を練習させている。それは万が一彼がフルタイムの野手になった時のためだ。理想を言うと、オオタニが健康を保ち、新人王を獲得した2018年のような活躍をすることだ。しかし健康こそがオオタニにとっての鍵となる」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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