ドミニカWLで“NPB経験者”6投手のリレーが実現 元阪神マテオや元楽天リズら登板

元中日のエンニ―・ロメロ(左)と元阪神のマルコス・マテオ【写真:荒川祐史】
元中日のエンニ―・ロメロ(左)と元阪神のマルコス・マテオ【写真:荒川祐史】

エストレージャズ-ヒガンテス戦で日本のファンには懐かしい面々が登板

 ドミニカ共和国で開催されているウインターリーグで、元NPB戦士たちによる珍しい継投が実現した。3日(日本時間4日)に行われたエストレージャズ-ヒガンテス戦。日本ファンにとっては懐かしい面々が次々とマウンドに上がった。

 エストレージャズの先発は、昨季限りで中日を退団したエンニー・ロメロ投手。2019年にローテの一角として8勝を挙げた左腕が3回4安打2失点で降板すると、ワーナー・マドリガル投手が継投し“元中日リレー”に。2013年途中から中日入りして1シーズンのみプレーした右腕は1回無安打無失点に抑えた。

 5回からは、2016年に楽天に在籍したラダメス・リズ投手がマウンドへ。日本でプレーしたのはわずか1年で5試合登板。未勝利のまま去った右腕はこの日、2回1/3で1発を浴びて1失点を喫し、結果的に敗戦投手となった。その後、昨季中日でプレーしたルイス・ゴンサレス投手が2/3回を投げ、1失点を喫した。

 8回は、2017年に西武でプレーしたフランク・ガルセス投手が1回を無失点に抑え、9回にはマルコス・マテオ投手が登板。2016年から3年間阪神のブルペンを支え、2017年には最優秀中継ぎのタイトルも獲得した右腕も1回無失点で役目を果たした。

 試合は3-4でエストレージャスが敗戦。かつて日本球界を彩った元NPB選手たちは、海の向こうで奮闘を続けている。

(Full-Count編集部)

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