15年ドラ1右腕、リーグ3連覇に貢献した勝利の方程式 広島の復活期待の選手は?

広島・中崎翔太(左)と一岡竜司【写真:荒川祐史】
広島・中崎翔太(左)と一岡竜司【写真:荒川祐史】

今村、中崎、一岡らリーグ3連覇を支えたリリーフ陣の復活が必要不可欠

 3年連続リーグ制覇から昨季は2年連続のBクラスと低迷した広島。リーグ2位のチーム打率.262、523得点と見劣りしない打撃陣が揃うが課題は投手陣。就任2年目を迎える佐々岡監督の下、3年ぶりのリーグ優勝を狙う今季中に復活が期待される選手に注目したい。

○今村猛投手

 球団記録となる115ホールドの実績を誇る右腕。昨季は開幕1軍スタートも7月に2軍降格するなど、わずか6試合の登板で防御率12.46。ルーキーイヤーの2010年以来となる1桁登板に終わった。勝利の方程式としてリーグ3連覇に貢献した輝きを取り戻せるか。

○中崎翔太投手

 昨季は自己ワーストの6試合の登板に留まり1勝0敗、防御率9.00と結果を残せず。9月には「右後上腕回旋動脈瘤切除術」の手術を行い再起を図る。リーグ3連覇に貢献した通算115セーブを誇る“元守護神”の復活が巻き返しを狙うチームに必要不可欠だ。

○一岡竜司投手

 昨季は広島に移籍後、最少となる19試合の登板で0勝1敗1セーブ、防御率6.23。守護神不在のチーム事情で一時は抑えとして起用されたが期待に応えることはできなかった。今季はプロ10年目を迎える右腕は今村、中崎と共にカープの強力ブルペン陣を復活させることはできるか。

○岡田明丈投手

 2017年には12勝5敗と2桁勝利を上げた2015年のドラフト1位右腕。昨季はプロ5年目で初めて1軍登板がなく、2軍でも14試合に登板し0勝4敗、防御率5.22と不本意なシーズンを送った。新人王を獲得した森下、昨秋のドラフト1位で入団した栗林らと若手右腕が加入しているだけに勝負の1年になりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY