菅野残留でメッツの先発ローテを埋めるのは田中? MLB公式「見合う金額をオファー」

巨人・菅野智之(左)とヤンキースFAの田中将大【写真:荒川祐史、AP】
巨人・菅野智之(左)とヤンキースFAの田中将大【写真:荒川祐史、AP】

菅野が巨人に残留、当初興味を示していたメッツは先発ローテの穴が埋まらないまま

 ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指していた巨人の菅野智之投手の残留が決まった。当初、興味を示していたメッツに対しMLB公式サイトは「ローテーションを埋めるのは誰だ?」と特集記事を掲載し、FAの田中将大投手の名前をあげている。

 メッツはポスティング期限を前に“菅野争奪戦”から撤退。先発ローテはエースのジェイコブ・デグロム、マーカス・ストローマン、デビッド・ピーターソン、そしてトレードでカルロス・カラスコを獲得したが「ローテーションの穴は埋められていないままだ」と指摘している。

 新オーナーのスティーブ・コーエン氏は潤沢な資金力で補強を明言しており「スガノ級のフリーエージェントをパスしたのは計算された運営上の選択であり、経済的な問題からでない」とし、次なる補強候補に注目。その中でヤンキースからFAとなった田中をピックアップした。

 田中はヤンキースとの再契約の可能性もあるが、最優先事項はDJ・ルメイヒュー内野手との契約であることを言及し「メッツが彼にとっての代替オプションになるかもしれない。ローテーションの半ばを強化してくれる代わりに彼に見合う金額と地理的に馴染みのある場所をオファーすることができる」と、慣れ親しんだニューヨーク、そして金銭的にも田中の求めるものが提供できることを伝えていた。

 田中は自身のツイッターで「自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と、選択肢は広く持っていることを明かしている。日本かメジャーか、今シーズンはどの球団のユニホームでプレーするのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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