48歳で現役復帰のマニー・ラミレス、未出場のまま豪チームから放出「進行中の健康問題」

昨年11月に「シドニー・ブルーソックス」と契約もわずか2か月ほどで…
メジャー通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手が、昨年11月に契約を結んだ豪州リーグ(ABL)の「シドニー・ブルーソックス」から放出された。球団の公式サイトがアダム・ドッブCEOの声明を発表。「彼の進行中の健康問題を鑑み、私たちはマニーを放出することを決断しました」との方針を示した。48歳での現役復帰は、1試合も出場せずに試練に直面した。
公式サイト上でドッブCEOは「今シーズンの不確実性と、シドニー・ブルーソックスでマニー・ラミレスがプレーしたりトレーニングしたりすることを妨げている彼の進行中の健康問題を鑑み、私たちはマニーを放出することを決断しました」とコメント。さらに「これはシドニー・ブルーソックスにとって残念極まりないことですが、ファンや他のチームのためにも私たちは今決断しなければなりませんでした」と明かした。
また、元メジャーの大砲を獲得したことについて「彼をここに呼ぶのに必要だった投資額からもわかるように、これは決してPRのためのものではありませんでした。彼を獲得しながら今シーズンABLに参加させないという意図は一切ありませんでした」と綴り、これ以上はコメントできないと言及した。
地元メディアの「シドニー・モーニング・ヘラルド」によると、昨年12月17日にリーグ開幕後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シドニーはまだ2試合しか行えていないという。
インディアンスやレッドソックスなどで活躍したラミレスは、2017年には四国アイランドリーグplus・高知に入団。日本国内でも話題を呼んだが、その年の8月に帰国した。3年の時をへてシドニーで現役復帰。そのプレーに注目されたが、早々の頓挫となった。
(Full-Count編集部)
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