鷹・東浜、コロナ感染で感じた不安と感謝「毎日、保健所の人から電話が…」

ソフトバンクの東浜巨【写真:福谷佑介】
ソフトバンクの東浜巨【写真:福谷佑介】

「チームメートや周りの人に僕から移しているんじゃないかと気が気じゃなかった」

 ソフトバンクの東浜巨投手が18日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2300万円増の年俸9000万円(金額は推定)で今季の契約にサインした。東浜は昨年12月下旬に新型コロナウイルスに感染。自宅隔離が続いていたため、契約更改交渉も行えていなかった。

 12月下旬に新型コロナウイルスへの陽性判定を受けて自宅隔離となっていた東浜。発熱などはなかったものの、味覚と嗅覚の異常といった軽い症状があった。年末年始も隔離状態で過ごし、その後もなかなか2回続けての陰性にならず。ようやく16日に隔離が解け、練習を再開できた。

 現在の状態について「少し体力落ちているかなと思いましたけど、ああいう隔離生活から外に出られるだけで嬉しく思いましたし、これから目一杯練習できる」とコメント。まずは隔離生活が解けたことを喜んだ。

 その一方で、隔離生活中に感じた不安も吐露。「家にいるとずっと1人でしたし、テレビをつけても同じニュースが流れていた。軽症の人でもいきなり急変するというのを見て、不安を感じながら過ごしていましたし、それ以上にチームメートや周りの人に僕からうつしているんじゃないかと気が気じゃなかったです」と、周囲に与える影響を心配していたという。

 親族には看護師など医療従事者が多くいることで、感染予防には細心の注意を払っていた東浜。「なったことで検査機関にいかないといけない。僕は自宅隔離でしたけど、毎日、保健所の方から連絡が来ました。僕だけじゃなくて自宅で隔離している人全てに電話をかけている作業は本当に大変だな、と思いました。感謝してもし切れない。看護師さんだったり、改めて大変だなと思いました」と、保健士をはじめとするコロナの最前線にいる医療従事者に改めて感謝の思いを強くした。

 自宅隔離中は自重でのトレーニングなどで出来る限りのトレーニングを続けていた。今後はキャンプインに向けて、まずは体力強化を最優先に取り組んでいくつもりで「今年は143試合が予定されているので、1年通してフルで投げ切れるように準備していきたいと思います」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

朝日新聞スポーツシンポジウム

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