大谷翔平、二刀流査定はどうなる? 希望額3.5億円を米ファン支持「利益をもたらす」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

条件面で折り合いがつかず年俸調停に持ち込まれる可能性が…

 エンゼルスの大谷翔平投手は調停回避期限までに球団と条件面で合意に至らず、今季の年俸決定は調停に持ち込まれる可能性が高くなった。前例のない“二刀流査定”に注目が集まるが米国ファンの半数以上は大谷を支持しているようだ。

 折り合わなかった条件面では大谷サイドが330万ドル(約3億5000万円)を要求しているのに対し、エンゼルス側は250万ドル(約2億6500万円)を提示し、約80万ドル(約8500万円)の開きがあるとされている。

 これを受け地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は自身のツイッターで大谷、球団のどちらを支持するか二択のアンケートを実施。1415票の内、大谷側が求める330万ドル(約3億5000万円)に68.5%が集まる結果となった。

 新人王を獲得した2018年は打者として打率.285、22本塁打61打点、投手としては10試合に登板し4勝2敗、防御率3.31をマーク。打者に専念した2019年も打率.286、18本塁打62打点と結果を残したが昨季は打率.190、7本塁打24打点、投手としてはわずか2試合の登板に終わっていた。

 半数以上の支持を集めた大谷派のファンは「長期的に成功する可能性はある」「彼には長期間プレーしてほしい」「オオタニは調停で求める金額に値する選手」「彼ならエンゼルスにとって多大な利益をもたらしてくれる」と、二刀流としての価値、将来性を支持しているようだ。

 球団との交渉は引き続き可能だが、折り合わなければ2月に行われる年俸調停委員会の裁定に委ねることになる。ミナシアンGMは今シーズンも二刀流として起用する方針を明かしており二刀流査定の結果は大きな注目を集めそうだ。

(Full-Count編集部)

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