オリ吉田正、入団6年目野手最高の2.8億円でサイン 「1個でも多くタイトルを」

会見に臨んだオリックス・吉田正尚【写真提供:オリックス・バファローズ】
会見に臨んだオリックス・吉田正尚【写真提供:オリックス・バファローズ】

昨季は120試合に出場し打率.350、14本塁打64打点、首位打者のタイトルを獲得

 オリックスの吉田正尚外野手が22日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円増の年俸2億8000万円プラス出来高で更改した(金額は推定)。入団6年目以内の野手では史上最高額となった。選手会長として迎える今シーズンに向け「チームは優勝、個人としてはタイトル争いをして1個でも多くタイトルを目指していきたい」と意気込んだ。

 プロ5年目の昨季は120試合に出場し打率.350、14本塁打64打点をマークし首位打者のタイトルを獲得。3年連続全試合出場を果たし2年連続最下位のチームの中で孤軍奮闘の活躍を見せた。コロナ禍でオフシーズンが短く日程の都合が合わず、条件面でも折り合いが付かない状況で越年となっていたが「今回、年越してしまいましたが下交渉も遅かって、沖縄で自主トレも始まっていた。それなら帰ってきてからで」と説明。

 一昨年の契約更改では年俸8000万円から235%の大幅昇給となり一気に2億円の大台に到達。今回の契約交渉でも8000万円増の年俸2億8000万円となり入団6年目以内の野手ではソフトバンクの柳田(2016年・2億7000万円)を超える史上最高額となった。

 1月8日から行ってきた沖縄自主トレでは日本ハムの西川遥輝外野手とトレーニングを続けて来たことを明かし「ほとんど遥輝さんがメニューも決めてくれて。ハードなトレーニングができましたので盗塁で恩返しできれば」と笑いを誘っていた。

〇オリックス吉田正尚の年俸推移(金額は推定)

2016年 1500万円
2017年 2100万円
2018年 3100万円
2019年 8500万円
2020年 2億円
2021年 2億8000万円

(Full-Count編集部)

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