元日ハム右腕が2年総額5.3億円でマーリンズへ 米復帰後5年で5球団目

マーリンズとの契約合意が報道されたアンソニー・バース【写真:Getty Images】
マーリンズとの契約合意が報道されたアンソニー・バース【写真:Getty Images】

2016年に日本ハムの日本一に貢献したアンソニー・バース

 元日本ハムのアンソニー・バース投手が新たにマーリンズと2年総額500万ドル(約5億3000万円)で契約に合意した。3年目は球団オプションが付いているという。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」など米メディアが伝えている。

 2016年に日本ハムに加入し、先発、リリーフなど様々な役割で37試合に登板。8勝8敗6ホールドの成績を残してチームのリーグ優勝、日本一に貢献すると、2017年にはレンジャーズへ移籍してメジャー復帰を果たした。

 2017年はわずか2試合の登板だったが、カブスでプレーした2018年は16試合に登板。さらに2019年にはマリナーズで44試合に投げ、昨季はブルージェイズで26試合に登板して2勝3敗7セーブ4ホールドの成績を残した。

「トレード・ルーマーズ」の記事では「彼は日本へと進出し、そこで自身の投球を新しいレベルに引き上げた。マーリンズはここ4年間で4球団目となるが、過去3シーズンで彼は手堅い救援投手として浮上した」と評価され、日本ハム時代の経験が、その後のアメリカでの実績に繋がっているという。

 2年契約で米球界復帰後、5球団目となるマーリンズに加入するバース。記事では「複数年契約を結んだことを考慮すると、イミ・ガルシアと同様、9回を抑える有力候補の1人となるはずだろう」と、マーリンズの守護神になる可能性もあるとしている。

(Full-Count編集部)

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