西武・外崎、青森の両親に“アップル御殿“プレゼント「ずっと建て替えたいと…」

西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】
西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】

打撃成績はダウン「このままでは日本代表に必要とされない」

 西武の外崎修汰内野手が24日、埼玉県所沢市の球団施設で自主トレ後、オンライン会見に応じた。昨年二塁手として初のゴールデングラブ賞を受賞。今季年俸は昨季比1000万円減の1億3000万円(金額は推定)となったが、念願だった青森の実家の建て替えを実現し、達成感を漂わせた。

 青森県弘前市にある外崎の実家は、りんご農園を営み、愛称「アップルパンチ」の由来となったことでファンの間でもよく知られている。このオフ、外崎が改装して両親へプレゼントした。

「これまでは隙間風が冷たくて、薪ストーブをたいていたが、朝起きた時などはめちゃくちゃ寒かった」と振り返り、年末年始の帰省中に目にした“新居”は「広いし、“床暖”(床暖房)で常に温かいので朝もしっかり起きられる。住み心地が良かった」と大満足の様子。「ずっと建て替えたいと思っていた。両親から『ありがとう』という言葉をもらいました」と語った孝行息子だ。

「ゲン(源田)と一緒に二遊間でゴールデングラブを取れて良かった。もっともっといい成績を出していきたい」と充実感いっぱい。それでも減俸となったのは、打撃成績が2019年の打率.274、26本塁打90打点から昨季247、8本塁打43打点にダウンしたから。今月5日から愛媛県内で楽天・浅村らと一緒に行った自主トレでは、打撃投手を務めながら、昨季32本塁打でタイトルを獲得した浅村得意の右打ちを研究したという。

 今夏の東京五輪を見据える侍ジャパンでは、これまで外野も守れるユーティリティープレーヤーとして重宝されてきた。「このままでは日本代表に必要とされない。まずはチームで成績を出さないと」と思いを新たに打棒復活を誓っていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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