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楽天入り田中将大の発言がSNSで絶賛の訳 “正解”示した「お手本のような会見」

ヤンキースからFAとなり、楽天入りした田中将大投手が30日に都内で会見を開き、8年ぶりの日本球界復帰を決断した思いを語った。会見の様子は「Rakuten TV」や田中が開設したYouTubeチャンネルなどでライブ配信。さらにテレビ各局も長い時間を割いて報じた中、SNSを中心にネット上では好感の声が相次いだ。

楽天の入団会見に臨んだ田中将大【写真:荒川祐史】
楽天の入団会見に臨んだ田中将大【写真:荒川祐史】

素直な思い「ヤンキースと再契約してまだプレーがしたいと…」

 ヤンキースからFAとなり、楽天入りした田中将大投手が30日に都内で会見を開き、8年ぶりの日本球界復帰を決断した思いを語った。会見の様子は「Rakuten TV」や田中が開設したYouTubeチャンネルなどでライブ配信。さらにテレビ各局も長い時間を割いて報じた中、SNSを中心にネット上では好感の声が相次いだ。

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 質疑応答の冒頭で、決断の理由を問われた田中は「正直な話をしますと……」と切り出し、素直な思いを語った。「ヤンキースと再契約してまだプレーがしたいという思いがありました」。交渉を通じて、ヤンキース側の状況や方針を把握。「別々の道を歩んでいかないといけないんだなと思いました」と決別に至った経緯を語った。

 ヤンキースがダメだったから……。そう映ってもおかしくない発言だったが、さらに田中は続けた。「今までに考えたことないくらい考えて、悩んで悩んで悩み抜きましたが、1番は自分がどういう野球がしたいのか、どういう環境の中で野球がしたいのかというのが1番だった」。東日本大震災から10年の節目を迎える2021年。「10年という数字は自分にとって意味のあるタイミング」と捉え「また日本の方々の前で投げるってことを上回るものは最後までなかった」との結論を導き出した。

 契約についても、2年契約ながら1年終わった段階でメジャーに再挑戦できる可能性があることを示唆し「そのオプションというのは完全に捨て去りたくなかった」ときっぱり。ヤンキースで過ごした7年間では、6年連続2桁勝利を挙げるなどチームに大きく貢献したが、悲願の世界一には届かなかった。「まだアメリカでやり残したことがある」とメジャーへの色気を隠さなかった。

 日米双方へのリスペクトと、包み隠さなかった素直な思い。SNS上では絶賛の声が次々と寄せられた。

「真摯で誠実な言葉選びの会見、かっこよかった」「記者会見だけで圧倒される」「彼の7年間の人としての成長に驚いた」「マー君の会見率直でいいな」「素晴らしい発信力や意志の強さも持ったアスリート」「見ていて気持ちが良かった」「鳥肌もんだった」「全方位への目配りの行き届いたお手本のような記者会見でした」

 一方的な発信になってしまったり、消化不良感が残ってしまったりすることもある記者会見において、田中が示した“正解”。この発信力こそ、超一流の証しでもある。

(Full-Count編集部)

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