Rソックス一筋・ペドロイアが現役引退 4度の膝手術を経験「もう走れない」

現役引退を発表したレッドソックスのダスティン・ペドロイア【写真:AP】
現役引退を発表したレッドソックスのダスティン・ペドロイア【写真:AP】

08年にはシーズンMVP、実働14年間で1512試合出場

 レッドソックスで3度のワールドシリーズ制覇に貢献したダスティン・ペドロイア内野手が1日(日本時間2日)、現役引退を発表した。MLB公式サイトは「『本物のレッドソックス』ペドロイアが14年を経て引退する」と功績を称えた。

 ペドロイアは2006年にメジャーデビュー。2008年にはシーズン213安打を放ち、MVPにも選出された。実働14年間で1512試合出場、打率.299、1805安打、140本塁打、138盗塁、725打点、922得点をマーク。オールスターゲームに4度出場し、ゴールドグラブ賞も4度獲得した。

 松坂大輔(現西武)や上原浩治氏、田澤純一(現台湾・味全)ら数多くの日本人選手とも一緒にプレー。左膝の怪我のため2020年はメジャー出場はなく、4度の手術を経験。昨年12月に部分的な人口膝関節置換を受け、引退の決断をするに至った。

 同サイトではペドロイアの談話も紹介。「ボストン・レッドソックスは、私にとって、全てでした。私はそこで家族を築きました。子どもたちはボストンで生まれたんです。毎日起きるとチームが勝つためにどうやったら役に立てるか考えていました。最高の街の、最高のファンの前で、全力を尽くさなければいけないと思っていたんです」と語った。

 膝の状態については「もう走れないんです。それはかまいません、もう走る必要はないので。トレーナーや医師、その他みんなが見事な処置をしてくれました。でも、膝を部分的に置き換えて、もう野球をプレーし続けることは身体的に不可能でした」と引退の理由を語った。

(Full-Count編集部)

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