「時間が止まってるんちゃうか…」鷹・松田宣浩が明かすコロナ禍キャンプの“苦悩”とは?

特守で声を出すソフトバンク・松田宣浩【写真:福谷佑介】
特守で声を出すソフトバンク・松田宣浩【写真:福谷佑介】

なかなか外出もできないコロナ禍でのキャンプ、大切なのは休日の過ごし方?

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が宮崎キャンプ第2クール初日となった5日、新型コロナ禍のキャンプでの“悩み”を告白した。

 この日はシートノックやフリー打撃などのチーム練習をこなすと、全体練習終了後には若手のリチャード内野手、増田珠内野手と共に特守に参加。元気いっぱいに声を出しながら、本多雄一内野守備走塁コーチのノックを受け「数をこなさないと自信もつかない。どんだけ捕ったか、どんだけ打ったかなので」と語った。

 今年38歳を迎えるベテランになりながらも、変わらぬ元気さでチームを引っ張る松田だが、全期間が無観客となった新型コロナ禍でのキャンプにおける悩みも……。それがキャンプの疲れを癒す休日の過ごし方だ。

 前日4日はこのキャンプで初のオフとなったが、宮崎県には独自の緊急事態宣言が出ている。予防対策のために、なかなか外出はできない。松田自身も宿舎の部屋で1日を過ごしたといい「昨日の昼から夜までずっと部屋にいたけど、時間が止まってます」と、時間が過ぎるのが長く感じたという。

「熱男の部屋時間はえぐいっすよ。苦痛でしゃあない。野球やっていると、感覚的に1日が早く終わりますけど、時間が止まっているんちゃうかっていうくらい熱男の部屋は緩い。お部屋時間をマスターした人が勝ちですわ」と苦笑い。練習ももちろん大事だが、このキャンプでは、オフの過ごし方を見つけることも大切なようで……

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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