楽天ドラ1早川、キャンプ3度目ブルペンで最多102球 島内、辰己が打席に入る場面も

ブルペン入りした楽天のドラフト1位・早川隆久【写真:宮脇広久】
ブルペン入りした楽天のドラフト1位・早川隆久【写真:宮脇広久】

マー君合流の日に先発ローテ入りへアピール

 楽天ドラフト1位の最速155キロ左腕、早川隆久投手が沖縄・金武町キャンプ5日目の6日、ブルペンで今キャンプ最多の102球を投げ込んだ。これまでは2日目にストレートのみ37球、3日目には変化球を交えて61球を投げていた。

 ストレート、カーブ、スライダー、カットボール、「カウントを取るスクリュー気味のものと、フォーク気味に落ちて空振りを取るものの2種類がある」というチェンジアップを満遍なく、テンポよく投げ込んだ。78球目からは島内、85球目からは辰己がバットを持って左打席に立つ場面も。初めてプロの打者を打席に迎え、ブルペンには心地よいミット音が響いていた。

 この日は、8年ぶりにチームに復帰した田中将がキャンプに合流。涌井、則本昂、岸を含め豪華な顔ぶれがそろう先発ローテに割って入るべく、アピールしていく。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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