楽天石井監督、田中将の初ブルペンを絶賛 「順調にステップを踏んでくれている」

春季キャンプで初ブルペン入りした楽天・田中将大【写真:宮脇広久】
春季キャンプで初ブルペン入りした楽天・田中将大【写真:宮脇広久】

2月中の実戦登板に向け「2月に投げられるのが一番ベストな状況なので、そういう意味では順調」

 楽天に復帰した田中将大投手が7日、沖縄・金武町での1軍キャンプでブルペン入りし、変化球を交え52球を投げ込んだ。力の入った投球を見守った石井監督も「順調にステップを踏んでくれている」と、初ブルペンに合格点を与えた。

 変化球を交えセットポジション、ノーワインドアップと実戦を想定した投球を見届けた石井監督は「正直、気にはしていなかったけど順調にステップ踏んでくれている。ピッチャーからキャッチャーの間というのは、僕とかだったりするとすごく近い空間がある、雰囲気のある投手だなと」と絶賛した。

 NPB球やマウンドでアメリカとの違いを問われると「(田中の戸惑いは)なかった。実際に僕は無いと思っている。特に田中投手のメカニックまで言えば、左の足の使い方はどのマウンドにも柔軟な対応力のある使い方をしている」と分析した。

 2月中の実戦登板を希望していたが「調整としては2月に投げられるのが一番ベストな状況なので、そういう意味では順調」と問題ない様子だった。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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