昨季投手2冠の鷹・石川が初の打撃投手登板 51球投げて「収穫あった」

フリー打撃に登板したソフトバンク・石川柊太【写真:福谷佑介】
フリー打撃に登板したソフトバンク・石川柊太【写真:福谷佑介】

「自覚と責任を持ってやっていかないといけない」と決意も口に

 ソフトバンクの石川柊太投手が宮崎キャンプ第2クール最終日の7日、今キャンプで初となるフリー打撃の打撃投手に登板した。甲斐拓也捕手、川瀬晃内野手に計51球を投じた。

 千賀滉大投手、東浜巨投手がリハビリ組で出遅れる中にあって、先発陣の中で順調に調整を続けていっている石川。この日の打撃投手では変化球も交えながら、甲斐に27球、川瀬に24球を投げ「素直にまだまだだなと。ただその中でもわかった部分もあった。収穫のあるバッティングピッチャーだった」と振り返った。

 昨季は18試合に登板して11勝3敗、防御率2.42の好成績を残してチームのリーグ優勝と日本一に貢献。最多勝と最高勝率の2つのタイトルを手にした。石川自身が口にしたのは「自覚と責任を持ってやっていかないといけない」ということ。「1年間投げ続けるという責任を1番大事にしたい」と、今季の活躍を誓っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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