田中将大、移籍2年目・酒居に“熱血”アドバイス 合流3日目はキャッチボール調整

楽天・酒居知史にアドバイスする田中将大(左)【写真:荒川祐史】
楽天・酒居知史にアドバイスする田中将大(左)【写真:荒川祐史】

酒居に身振り手振りを交えて助言を送った

 楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手は8日、沖縄・金武キャンプでブルペンのマウンドには立たず、“小休止”した。キャンプ合流初日の6日にキャッチボールの後、サブグラウンドの平地で相手を座らせて15球。2日目の7日には初めてブルペン入りし、変化球を交えて40球を投げ込んでいた。

 合流3日目のこの日は、サブグラウンドで長坂ブルペン捕手を相手にキャッチボール。田中の腰に結びつけたゴムチューブを、球団コンディショニンググループマネジャーの星洋介氏が後ろから引っ張りながらダッシュするなど精力的にトレーニングをこなした。その後、ブルペンで捕手の背後に回り、同僚となった投手の投球練習を見守る一幕も。則本昂、森原と言葉を交わした。

 移籍2年目の酒居には身振り手振りを交えて助言を送った。昨季は46試合で救援登板し、防御率3.65。ブルペンで同僚へアドバイスするのは移籍後初めてだった。

 前日までの調整ぶりは順調そのもの。田中将自身は「現状で自分が思っているより全然投げられたので良かった」と手応えを口にしている。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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