山口俊、ブルージェイズから事実上の“戦力外” 他球団移籍、マイナー降格も

ブルージェイズからDFAとなった山口俊【写真:AP】
ブルージェイズからDFAとなった山口俊【写真:AP】

他球団へのトレード、ウエーバーで移籍、マイナー降格の可能性

 ブルージェイズは10日(日本時間11日)、山口俊投手をロースター40人枠から外す手続きをとった。大リーグ公式サイトが伝えている。

 山口は2019年オフに巨人からポスティングシステムを利用してメジャー挑戦。2年総額635万ドル(当時6億9900万円)プラス出来高でブルージェイズ入りした。コロナ禍で調整に苦しんだ昨季は17試合登板し、2勝4敗1ホールド、防御率8.06。好不調の波が激しく、ポストシーズンのロースター枠から外れていた。

 今季が2年契約最終年。今季へ向け、「先発の枠を勝ち取ることだけ目標にやっている。そこだけです。計算されるような結果を出していかないといけない」と意気込みを語っていた。韓国人左腕・柳賢振を柱とした先発ローテ争いはロビー・レイとの再契約、スティーブン・マッツのトレード獲得で熾烈。また、この日チームはレッドソックスからウエーバーにかけられていた3年目のジョエル・パヤンプス投手を獲得し、山口は押し出されることになった。今後は他球団へのトレードやウエーバー公示にかけられての移籍、マイナー降格などの可能性もある。

(Full-Count編集部)

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