マイナーリーガーの待遇が改善 球団数減も選手年俸はアップ、移動負担も軽減へ
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メジャー30球団が傘下にマイナー計4チームを置く形になる
MLBは12日(日本時間13日)、マイナーリーグをこれまでの約160球団から120球団に削減すると発表した。メジャー30球団がいずれも傘下に3A、2A、2つの1Aの計4チームを置く。MLBが正式にマイナーリーグを掌握する形になる。マイナーの選手の待遇改善がなされるといい、今季年俸は38~72%増加する見込みだ。
米テレビ局「CBSスポーツ」によると、今回の再編によって、メジャー球団とその傘下にあるマイナー球団との地理的距離も近くなる。メジャー球団と傘下3A球団との距離は平均200マイル(約322キロ)も近接するという。これにより、移動の負担が軽減されるほか、より多くのファンがマイナーからメジャーに昇格する選手の成長を地元で見届けられるようになる。
ロブ・マンフレッドコミッショナーは「この新しい形式を発表することができて嬉しい。この形ならメジャーへのパイプラインを提供できるだけにとどまらず、何百もあるコミュニティーの中で生活する、何百万の家族を楽しませるというマイナーリーグの伝統を継続することができます」と声明を発表した。
(Full-Count編集部)
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