鷹・工藤監督「球は良かったですよ」 最速153キロの千賀初ブルペンに目を細める

今キャンプ初のブルペン入りしたソフトバンク・千賀滉大【写真:球団提供】
今キャンプ初のブルペン入りしたソフトバンク・千賀滉大【写真:球団提供】

初めて屋外でのフリー打撃を行った柳田には「開幕してしっかり出てくれればいい」

 ソフトバンクの千賀滉大投手が宮崎キャンプ第4クール最終日の16日、初めてブルペンでの投球練習を行った。捕手を立たせたまま15球を投じ、途中から見守った工藤公康監督も「球は良かったですよ」と、力強いボールに納得の表情だった。

 両アキレス腱のコンディション不良で出遅れていた千賀のブルペン入りはキャンプで初。捕手を立たせたままで15球を投げた。まだまだ調整段階ではあるものの、最速153キロをマークした。指揮官がブルペンに到着してから数球で投球練習を終えたものの、指揮官は「球は良かったですよ。もう大丈夫なのかなと思ったくらいですけど」と、球の力強さに目を細めた。

 この日はアキレス腱のコンディション不良でリハビリ組で調整中の柳田も屋外でのフリー打撃を初めて行い、指揮官は「彼ほどの実績を残している選手なら、開幕してしっかり出てくれればいいと思っている。期限はヘッドとも話す中で動いてくれていると思うので、順調というか、感じがいいからこそ外で打ったというのもあるでしょうから、いい感じで来ているんじゃないでしょうか」と語る。

 また、昨年12月下旬に新型コロナウイルスに感染し、調整が遅れていた東浜もキャンプ初のブルペンでの投球練習を実施。ブルペンでの姿はチェックできなかった指揮官だが、「走っている姿とかを見ましたけど、だいぶ良くなっているのかなと思いました」と、こちらも回復ぶりを感じている様子だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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