田中将大の“代役”元CY賞右腕は「最大の失敗となる可能性」 年俸12億円は見合わない?

楽天・田中将大(左)とヤンキースに加入したコーリー・クルーバー【写真:荒川祐史、Getty Images】
楽天・田中将大(左)とヤンキースに加入したコーリー・クルーバー【写真:荒川祐史、Getty Images】

米スポーツ専門メディアが指摘「ヤンキースファンが怒りかねない」

 メジャーリーグは各球団がキャンプインを迎え、シーズン開幕に向けて本格的に動き出した。オフには大物の移籍やトレードなどが賑わせた中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」では、FA移籍を総括して「最大の失敗となる可能性がある選手」を特集している。

 記事では、契約の金額に見合わない可能性がある選手を「失敗作」と定義。FAの目玉として注目され、ドジャースに移籍したトレバー・バウアー投手をまず取り上げた。サイ・ヤング賞を獲得した昨季はフォーシームの回転数が上がり、9回あたりの平均奪三振数がキャリア最高の12.3を記録したことが躍進の要因としつつも「しかし問題は、彼がその成功を続けられるかどうかだ」と指摘した。

 3年総額1億200万ドル(約107億円)の大型契約を結んだバウアー。記事では「おそらくドジャースファンはバウアーが単に良い投球をし、世界一に1度か2度輝く助けをしてくれたら満足だろう。しかし残りの球界は彼に対して高い基準を設けるだろう。彼は2018年と2020年の成功を再現できるのか。それとも何かしらが劣化したとして非難されるだろうか?」とまとめている。

 さらに取り上げている選手の中には、年俸1100万ドル(11億6100万円)でヤンキース入りしたコーリー・クルーバー投手の名も。2014年、2017年にサイ・ヤング賞を獲得するなど「過去10年間において、最高レベルの投手だった」と評価しながらも、2019年に腕を骨折してからの低迷ぶりに触れた。

 ヤンキースはこのオフ、田中将大を手放し、クルーバーのほかトレードでパイレーツからジェイムソン・タイヨンらを獲得。その決断に対して、記事では「ヤンキースは今オフに先発投手が是が非でも必要としていた。そして彼らはハイリスク・ハイリターンのクルーバーを選んだ。もし彼が健康を保ちかつての姿を取り戻したら、今オフ最高の契約になることができる。しかし、もしクルーバーが離脱しようものなら、マサヒロ・タナカとの再契約にもっと追い込みをけなかったのかとヤンキースファンが怒りかねない」と懐疑的な視点も見せている。

(Full-Count編集部)

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