楽天キャンプ打ち上げ…開幕投手は今月中に決定へ 田中将大らが候補

一本締めを行う楽天・石井一久GM兼監督(左上)と茂木栄五郎(右下)【写真:宮脇広久】
一本締めを行う楽天・石井一久GM兼監督(左上)と茂木栄五郎(右下)【写真:宮脇広久】

2月22日午後2時22分手締めの意味とは?

 田中将大投手が8年ぶりに復帰し、石井一久GM兼監督が新たに指揮を執る楽天は22日、沖縄・金武キャンプを打ち上げた。主将の茂木栄五郎内野手の音頭で「2月22日午後2時22分」に手締め。石井監督は「2位狙いかな?」と笑わせた上で、「最後に“ニ”ッコリ笑えるように、という意味だそうです」と説明した。チームは今月いっぱい沖縄県内に残り、練習試合やオープン戦を計5試合こなし、3月1日に本拠地・仙台に戻る予定だ。

“マー君復帰フィーバー”で注目度が増し、石井監督は「選手は見られることでパフォーマンスが向上することがある。いい機会だったと思います」と前向きにとらえている。“キャンプMVP”には、練習試合で快打を連発し「1番・中堅」でレギュラー定着を期待される3年目の辰己涼介外野手の名前を挙げた。「しっかり練習に取り組み、結果も出て、明るい感じでやっている。そのままシーズンに突入してほしい。昨年までのあたふたしたところがなくなり、打席内で余裕が出てきた」と評した。

 田中将をはじめ、涌井秀章、岸孝之、則本昂大ら実績のある顔ぶれによる開幕投手争いについては、「できれば沖縄にいる間にと考えている。先発投手が実戦で1回ずつ投げてからだと思う」と今月中に決定する意向を示した。

(Full-Count編集部)

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