ロッテ育成左腕が鷹打線を相手に3回パーフェクト 支配下昇格へアピール成功

ロッテ・本前郁也【写真:福谷佑介】
ロッテ・本前郁也【写真:福谷佑介】

2019年の育成ドラフト1巡目で北翔大から入団した本前郁也

 ロッテの育成選手・本前郁也投手が24日、球春みやざきベースボールゲームズのソフトバンク戦に2番手として登板し、3回をパーフェクトに抑える好投を見せた。

 この日先発した小島和哉投手に続く2番手として3回からマウンドに上がった本前。1イニング目は真砂、海野、牧原大を3人で片付けると、2イニング目には周東、中村晃、3イニング目の5回には川島、松田、栗原といったソフトバンクの主力打者を手玉にとって9人で3イニングを封じた。

 札幌光星高、北翔大を経て2019年の育成ドラフト1巡目でロッテに入団。今季が2年目となる左腕は昨季、イースタン・リーグ11試合に登板して2勝0敗、防御率2.56の成績を残し、今年の春季キャンプでは育成投手でただ1人、1軍スタートとなっていた。この日の好投で支配下昇格を猛アピールした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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