ソフトバンクが宮崎キャンプを打ち上げ 工藤監督が高く評価した選手は?

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】

「現状いる選手であれば、80点、90点くらいと思います」と仕上がりに満足げ

 ソフトバンクは26日、宮崎市内で行っていた春季キャンプを打ち上げた。この日は雨のため室内練習場での練習となり、A組は午前で練習を終えると、中村晃選手会長の音頭で手締めを行った。27日、28日はオリックスと練習試合を行うため、宮崎には滞在する。

 この日は室内でのフリー打撃などで練習を終え、1か月弱のキャンプを締めくくった。このキャンプは新たに就任した小久保裕紀ヘッドコーチの下で野手は1日1000スイングをノルマにバットを振り込んできた。工藤公康監督は「試合に入っていく体作りはできたと思います。現状いる選手であれば、80点、90点くらいと思います」と、選手の仕上がり具合に満足げだった。

 また、選手個々では「1か月見ていて元気があったのは川瀬くん」と川瀬晃内野手の名前を挙げて評価。さらに「上林くんもオフにいろんな選手に会ってやってきたことをずっと通してやってきた。昨年と違う上林くんが見られるという期待がある」と目を細めた。

 投手陣では開幕ローテ入りを狙う杉山一樹投手の名前を挙げ「彼の目標もあるし、しっかり課題を持ってやってきていると思う。成長を見られて、オープン戦でも結果を出してくれたらと期待しています」と、今後のアピールを楽しみにしていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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