大谷翔平、今季初実戦で2安打2得点スタート 「打席を重ねて対応していければ」

ズーム会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
ズーム会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

二刀流完全復活に手応え「徐々にいいペースで来ている」

■エンゼルス 4-4 Wソックス(オープン戦・日本時間2日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、アリゾナ州テンピで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。3打数2安打2得点だった。第1打席で右前打、第2打席で左前打を放ち、いずれもホームを踏んだ。メジャー4年目を迎えた大谷は「基本的には良かった。打席を重ねて対応していければ」などと振り返った。試合は4-4(5イニング制)で引き分けた。

 昨年9月27日のドジャース戦以来、155日ぶりに打者として実戦を迎えた大谷は1回1死で迎えた第1打席、右腕アレックス・マクレー投手から右前打。プホルスの適時打で先制のホームインした。

 3回1死で迎えた第2打席では3番手の右腕ライアン・バーの真ん中高め直球を左前打。再びプホルスの適時打でホームインした。4回無死満塁で迎えた第3打席は三飛だった。

 大谷は「基本的には良かったです。差し込まれたりとか、微妙なところがある。打席を重ねて対応していければいいと思います」とこの日の打席を分析。昨年の開幕前は対外試合がなかったことから「準備はもちろんそうですけど、楽しいなと思いますね。ファウルでも盛り上がっている。野球をやっている感じがするかなと思います」と語った。

 昨季は打者として44試合に出場して打率.190、7本塁打、24打点と不本意な成績に終わった。しかしメジャー4年目の今季は初実戦でいきなり2安打。投手としても2月27日(同28日)のライブBPで100マイル(約161キロ)をマークした。二刀流完全復活へ「いいペースで徐々に来ている。そのまま右肩上がりで増えていければいい」と力を込めた。

(Full-Count編集部)

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